ゴマ油の香ばしさと塩味が特徴の「揚最中」 〜東京都・北区

 ちょっと変わった最中を見つけました。おせんべいのようなもので餡を挟んであります。種で餡を包んでなくて、挟むだけでも最中といえるのかな?と、考えてしまいました。

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でも、モナコが紹介していた「切腹最中」も、あんこがはみ出してましたね。これもはみ出したようなものかな。作ってる和菓子屋さんが「最中」と言ってるんだから。

 

最中の定義って難しい...。種となる皮に餡をいれたものという単純なものではありません。あんだけでなく、栗やお餅も入ってるし、チョコレートを入れた「どんぐりころころ」なんていうのもありました。定義を言いだしたらきりがないので、「揚最中」の話に戻ります。

 
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 「揚最中」の種はゴマ油で揚げてあります。これが名前の由来。手に取ると、しっとりした油が手に絡みます。なので、味がくどいのではないか、油が胃にもたれるのではないかと思いつつ、口に。でも、全然そんなことはありませんでした。

 

 揚げ饅頭ってありますよね。あんな感じですが、揚げ饅頭と違って、あんこは揚げてないので、さっぱりしてます。しかも、皮の部分はほんのり塩味。塩味とあんの甘さがまじりあって、なかなか美味。皮だけ揚げ煎餅として食べてもいいかも。

 

 ただ、油は劣化しやすいので、早めに食べたほうがよさそうです。皮が湿ったら、オーブントースターかフライパンであぶって食べるようにと書いた紙が入ってました。

 
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 私が買ったのは
6個入り。包装も最中というより、お団子か和菓子のような感じ。包装紙、なんの模様かと思ったら、鳥獣戯画風にかえるが集まって踊っているような絵が描かれています。どういう意味なんだろう。この最中、なにかとユニークです。お店は山手線駒込駅近くのようです。

 

By あずき

 

中里



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posted by monako at 01:28 |Comment(0)TrackBack(0)東京もなか散策このブログの読者になる更新情報をチェックする

皮種に特徴あり。問屋の街で見つけた吟味最中 〜亀屋近江

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 浅草橋界隈によくでかけます。アクセサリー作りが趣味なので、その材料のビーズやパーツを買いに行くんです。種類は豊富だし、とことん安いし、さすが問屋の街です。
ほかにも有名な人形店が軒を並べ、店舗用のディスプレー商品を扱う店なども多く、眺めているだけで、なんだか浮き浮きしてきます。

特に年末の時期は、クリスマス用品と正月飾りが賑やかに並んでいて、活況を呈しています。大きな袋をたくさん提げて買い込んでいく人もいっぱい。その勢いにつられて、おもわずかわいいちりめんの正月飾りを買ってしまいました。

この浅草橋の駅のすぐ脇に小さな和菓子店があります。
なんでも安売り屋や激安天然石屋など、ごちゃごちゃした店舗に挟まれて、何度も浅草橋に通っている私でも、しばらく気づきませんでした。

ここは創業宝暦十年(1760年)創業で店主は10代目という老舗。親子丼で有名な人形町の「玉ひで」と同じ年の創業なんですね。
江戸時代から問屋街として賑わったこの町が育んできた和菓子店なのでしょう。

さて、ここの最中「吟味最中」はちょっと変わっています。
形は四角形で真ん中に筋が入っています。チョコレート菓子の「キットカット」に似ているとでもいいましょうか。
キットカットと同じようにパキッと真ん中で割れるのかと思いきや、さにあらず。
皮がおまんじゅうのようにしっとりとしているのです。中はこしあん。つぶあん主流の東京ではめずらしいですね。

皮の食感といい、上品でありながら個性を感じる味わいです。

ここのお店にはレーズン入りの大福など、ほかにも個性的な和菓子がいっぱい。老舗とはいえ、飽くなき探求心にあふれているのでしょうか。


お店の中でおもしろいものを発見しました。
それは「亀屋の系譜図」。
亀屋って和菓子店多いですよね。有名なところだと、ナボナでその名を馳せた「亀屋万年堂」。
東京にも多いですが、和菓子の聖地、京都にもとっても多い店名です。この「亀屋」の系譜図が店内に飾られているのです。
あまり時間がなかったので、「元祖」がどこであるのかわからなかったのですが、今度行くときは、お店の人にじっくりと聞いてみたいものです。
「亀屋」の歴史をひもとくと、現在に通じる和菓子の歴史まで、見えてくるような気がします。


by monako




吟味最中 1個170円

亀屋近江        
 




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やっと見つけた富士山最中「富士もなか」 〜東京・足立区

 わが家の窓からは、遠くに富士山が見えます。雪をいただいて、本当にきれい。癒されます。

 

fuji1.jpg で、いつも思っていました。富士山型の最中があってもいいにね。

ところが、案外ないんです。なんでだろう?

そんなに難しそうな形じゃないし、日本人なら富士さんでしょう...

 

 先日、とうとう見つけました。その名も「富士もなか」。


 最近、仕事で足立区・梅島に行くことが多いんです。北千住から、東武伊勢崎線で三つ目。仕事で行くことになって初めて知った駅でした。もちろん降りたのも初めて。

 この辺り、駅名は梅島なのに、住所は梅田。仲間に梅田で仕事と言ったら、大阪に行くのかと間違えられました。

 

 仕事の場所までは商店街を通っていきますが、目に飛び込んできたのは、名物「富士もなか」の看板。急いでいたので、その時は買えませんでしたが、仕事が終わった後、しっかり寄ってゲットしました。

 
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 「富士もなか」を作っているのは、その名も「富士屋」さんという和菓子屋。昔はどの町にもあった普通の和菓子屋さんです。いいですねえ。こういう街の和菓子屋さんはなくなってほしくないです。

 昔は商売の種類に限らず、「富士屋」という屋号は結構あったんじゃないでしょうか。あのペコちゃんの不二屋だって、もとは富士から発生した名前だと思うし。


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 さて、その「富士もなか」。皮がうすいピンクとうす緑の2種類。どちらもやさしい色合いです。うすピンクのほうには粒あん、うす緑の方には白あん。そして、どちらにも栗が一粒入っています。餡も皮も、ずっと作り続けている和菓子屋さんらしい、しっかりした味です。

  「いち富士、に鷹、さんなすび」といいうので、お年賀には最適なのではないでしょうか。

By あずき

 

富士屋 

 123-0851 東京都足立区梅田7-34-15 電話:03(3886)4496
 サイトには「富士もなか」が紹介されてません。富士屋なのに...

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植木の里で発見!芝のゆり最中


最中ブログ用川口 芝のゆり 001.jpg


全国にたくさんある人気の道の駅。東京都心から最も近いが「道の駅あんぎょう」です。
農産物の直売所や軽食レストランに立ち食い蕎麦屋と、ほかの道の駅とあまり変わらないように見えますが、一番の特徴が市の緑化センターと一体となっていて、四季折々の花々や花木が販売されています。大きな温室には晩秋の今の時期なら、色あざやかなシクラメンで埋め尽くされ、それに加え、めずらしい熱帯、温帯の花に目を奪われます。

「あんぎょう」とは、このあたりの旧村名。今でも「安行〜」という地名がたくさん残っています。このあたりは、江戸時代、東京の駒込に近い染井村(ソメイヨシノ発祥の地)から移り住んできた植木農家の村でした。今でもたくさんの植木農家があり、それぞれ、シャクナゲ農家、ツツジ農家、桜農家など、専門的な花木の栽培に携わっています。道の駅の車を停めて、植木街道散策を楽しむ人も多い、ちょっとした穴場の散策エリアなのです。

で、この道の駅で販売されているのが「芝のゆり最中」。第21回全菓博食糧庁長官賞受賞とパッケージに書かれている地元川口市の和菓子店の自信作。
小豆餡の中には砕いた栗入り。餡ははみ出るほどぎっしり入っており、そのあたりがやや田舎風味。皮は柔らかめで、ふんわりとした食感です。
まるごと栗一個が入った「どらやき」も素朴でおいしいのです。

かつては日光御成街道に近く、古い街道沿いだっただけあり、地元で愛される和菓子が根付いているのでしょうね。

「道の駅あんぎょう」には、他にもつきたての餅やお団子類、埼玉名産の五家宝や草加煎餅もあります。いずれも有名メーカーではなく、小さな地元のお店が作る品。洗練されてはいないけど、どこか温かい駄菓子がいっぱいです。
最中も、どら焼きもおまんじゅうも、すべてバラで買えるのもうれしいところ。
都心からいちばん近い道の駅も、なかなかに侮れませんね。


by monako


1個126円

製造 宝永堂    埼玉県川口市
購入は「道の駅あんぎょう」で
http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/road/eki/station/sai_kawaguchi/index.html

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亀屋が作る「亀の最中」は亀の形でウェルカメ  〜埼玉県川越市

kame3.jpg 百貨店の和菓子売り場で、可愛い亀の最中を見つけました。小江戸として有名な川越の、その名も「亀屋」が作っている「亀の最中」です。

 亀屋さんは天明3年創業で、旧川越藩御用達だったとか。


 天明3年って? 調べてみたら、1783年です。江戸時代中期。しかも、天明の大飢饉という歴史に残る大惨事があった頃です。

 悪天候や冷害で農作物の収穫が激減し、岩木山や浅間山が噴火(たぶん、これで軽井沢の鬼押出しができたはず)したりと、悪条件が重なり、100万人近くの人が亡くなったとも言われています。

 そんなさなかに創業した人は、どんな思いで和菓子を作ったのでしょうか。五穀豊穣、人々の安寧な暮らし、少しでも美味しいものをと思ったかもしれません。

 残念ながら、亀屋のホームページには、そうした歴史は記載されてありませんでした。ぜひ、創業226年の老舗の歴史をお客さんに知らせる工夫をしてほしいですね。
 
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 この「亀の最中」も江戸時代から作られているお菓子とか。六角形の亀型です。中は粒あんとこしあんの
2種類。小ぶりなので、ちょっと小腹が空いた時には格好のおやつ。粒とこしあんの二つずつ食べても、1個分です。

 さっぱりした味で、口当たりがよく、「あっ、そうだ。亀最中があったはず」と、ふと食べたくなります。

kame2.jpg 私は10個入りの化粧箱入りを買いました。10個で735円。お値段も手ごろです。「小江戸川越ブランド産品」に認定。

 種にはカメ形の刻印、箱にも包装紙にも六角形の模様。亀づくしで、念がいってます。


 ところで、NHKの朝の連ドラ、9月までは川越が舞台の「つばさ」でした。10月からは「ウェルカメ」が放送されています。川越が舞台で「ウェルカメ」だったら、面白かったのにね。誰がって? そうか、亀屋さんが喜ぶだけですかね...。

By あづき

 

亀屋

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上品なのにボリューム感。菊ケ瀬の「栗最中」 〜東京・喜多見〜

小豆の餡以外で、最中の中身として登場回数が多いのは栗ではないでしょうか。年中あるものの、秋になれば、どの和菓子店もやっぱり栗関連のお菓子を前面に押し出します。最近は、栗の和菓子もさまざまな新作があるようですが、やっぱり、私の手が伸びるのは栗最中。

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大好きな栗最中があります。それもわが家のすぐ近くに。ひと駅隣なので、散歩がてら、買い物がてら、小田急線の喜多見駅付近によく行きます。そこで見つけた和菓子屋さんの名が「菊ヶ瀬」。

 

優雅な名前の和菓子屋さんだなあと、通りがかりにふとみると、皇室献上銘菓と書いてあります。さっそく、お店に入ってみました。すると、ショーケースには大きな「栗最中」が。コロッとまん丸で、ボリュームがある感じです。それもそのはず、大きな栗がそのまま一粒入っているのです。写真はそれを真ん中から二つに割ったところ。栗の大きさであんこの肩身が狭そう。

 
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この「菊ヶ瀬」、和菓子を作り続けて
40年以上とか。「栗最中」のほかに、「菊最中」という姉妹品もあります。こちらは菊のご紋風にデザインされており、いかにも献上菓子といったところ。白あんのピンク、栗あんの白、小豆あんの焦がしの3種類があって、見た目も上品です。

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ほかに栗を使ったお菓子としては、最中ではないのですが「ひとつ栗」も。これもほとんど中身は栗じゃないか!という感じのお菓子です。「栗最中」「菊最中」「ひとつ栗」は共に献上和菓子で、世田谷みやげに認定中。

 

あずき餡は上品な甘さで、嫌味がなく、皮も口に含むとほろっとこぼれる柔らかさ。これぞ、まさに最中! 今まで食べた栗最中の中では、一番好きかも。近くに、こんな名店があったんですね。私鉄沿線の何気ない和菓子屋さんも侮れないことがよくわかりました。

 

その後、近いこともあって、何度か買いに行っています。たまには「ひとつ栗」なんかも買ってみようかと思うのですが、やっぱり「栗最中」を買ってしまいます。満足感が違うんです。

 

By あずき

 

菊ヶ瀬

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posted by monako at 01:16 |Comment(0)TrackBack(0)東京もなか散策このブログの読者になる更新情報をチェックする

箱根八里の馬子歌が聞こえる「八里」 神奈川県・箱根

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首都圏の人気NO,1観光地、箱根。年に何度も訪れるリピーターが多いのは、箱根が四季それぞれに魅力があり、制覇しきれないほど宿やおいしい飲食店がいっぱいあるからでしょうね。

ということで、「とざん電車もなか」に続いて、箱根の最中をもうひとつご紹介しましょう。以前、あずきさんが紹介した「鈴之最中」とよく似たかわいい鈴の最中です。
違いは、そう、ちゃんと紐が通っていること。3つの最中をそれぞれ赤、白、紺の3色の紐で結び3個がセットになっています。皮種割らないように紐を通すだけでも技ですね。
紐を持って、ちょっと振ることも可能。もちろん、チリチリンとは鳴らないのですけど・・・。

この最中、その名を「八里」といい箱根湯本にある和菓子の老舗「ちもと」のもの。1968年の第17回全国菓子大博覧会で名誉金賞を受賞した由緒ある最中です。
「八里」という名の通り、箱根の山を越える馬子の鈴をイメージしているのでしょう。
最中は1つ3セントほどで、一口でパクッと食べられる大きさ。しっとりとした粒あんはかなりなめらか。風味がよく、上品な甘さです。

「ちもと」はほかに「湯もち」というお菓子も人気で、いつも観光客で賑わっています。
やや年配の方が多いかな。いつ来ても変わらぬ箱根の甘さを求めていかれるのでしょうね。

「湯もち」は箱根湯本駅の売店や都内デパートで買えるのですが、「八里」は本店のみの販売のようです。あとは通販もやっているので、下記サイトからどうぞ。


by monako


263円 3個セット


■箱根湯本ちもと    神奈川    箱根        
 http://yumochi.com/



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posted by monako at 19:30 |Comment(0)TrackBack(0)もなこのもなか旅草子このブログの読者になる更新情報をチェックする

箱根の思い出が詰まった「とざん電車もなか」  神奈川・箱根

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先日、あずきさんも箱根に行かれたようですね。みかん味の餡はオレンジマーマレードが大好きなmonakoにはそそりますねー。小豆餡は柑橘類にも合うし、バターや生クリームにも合うし、まさに甘味界のベターハーフってところでしょうか。


さて、monakoは旅雑誌の取材でよく箱根に行きます。仕事で通いはじめてかれこれ15年というところ。バブル崩壊からの箱根の様変わりには遠い目になってしまうことも。
子供の頃は、大名行列見物や大涌谷の「黒玉子」を食べに家族でよく箱根を訪れました。
いつ行っても箱根には新しい発見とほっとする懐かしさがあるんです。

よく都市部に近い温泉地で、昔は殿様の保養地だった土地を「奥座敷」と呼びますが、箱根はまさに東京の奥座敷。豊臣秀吉が浸かった「太閤風呂」を筆頭に、幕末、皇女和宮がその波乱の生涯を閉じた老舗旅館「環翠楼」などが、今もその雰囲気をそのままに残しています。
その上、新しいレジャー施設もたくさん。箱根園にできた水族館もおもしろいですし、仙石原には「オリエント急行」の車両でお茶ができる「箱根ラリック美術館」もおすすめです。

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そしてなんといってもおすすめは「登山鉄道」。春は大平台のしだれ桜、初夏のあじさい、秋には早川渓谷の紅葉が車窓から楽しめます。
大平台駅の次の停車駅が「スイッチバック」になっているところなども、登山電車ならでは。
登山鉄道について語り出すとちょっと止まらないので、この辺で・・・。ここは「もなか」を語るところなので。



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さて遅くなりましたが、今回紹介するのはその名も「とざん電車もなか」。箱根登山鐵道の旧車両がそのままパッケージになっています。箱根登山電車というとやはりこのレトロな車体ですよね。

中には最中が8個。皮種は登山電車の正面が型押しされています。そしてビニールの小袋にはトンネルのレンガが描かれていて、まさにトンネルをくぐりぬけたその瞬間をイメージしているんですね。

ほおばると、つぶ餡の甘さの中にほんのり塩味を感じます。これがほどよくてとてもおいしいのです。お土産品と期待していなかったせいもあるかもしれませんが、最中としても上々の出来映え。お値段も手頃で、とにかくパッケージがかわいいので、今度から甘い物好きの友人へのお土産はこれにしようと決めました。


by monako


■はこね登山もなか  8個入り840円
箱根湯本駅、強羅駅などの駅の売店で売られています。

製造 かみむら製菓
販売 箱根登山名産店

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posted by monako at 10:50 |Comment(0)TrackBack(0)もなこのもなか旅草子このブログの読者になる更新情報をチェックする

伊豆の最中といえばこれ!松かさ最中 静岡県・松崎町

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伊豆は四季を通じて観光客で賑わう首都圏観光のメッカ。夏の海遊びにすっかり有名になった春の「河津桜」。天城のあたりは紅葉もきれいです。冬は何もないのかといえば、冬こそ海の幸の季節。りっぱな伊勢エビが解禁になり太って甘みが増しますし、足の太さと甘さに悶絶ものの高足蟹もおいしいんですよね。
あとわさびとか寒天とか、名産品がたくさんあります。

この伊豆は魚介類だけでなく、和菓子に関わる重要な素材の日本一の産地なんです。それは何かというと「桜の葉」。そう桜餅には欠かせない桜葉は、西伊豆の松崎町が日本最大の産地なのです。
なので、和菓子といえばまず筆頭に来るのが「さくら餅」。松崎にある梅月園ではわざわざ「さくら葉餅」と呼んだりしています。
塩漬けのしょっぱさと桜の葉の香りがなんともいえませんよね。

この桜葉を使った餅や団子がトップシェアを誇っているためか、「最中」はちょっと押され気味。
でも、梅月園には地元で愛されている「松かさ最中」があります。松かさ、つまり松ぼっくりの形をした小ぶりの最中。
薄めの皮に、ぎっしり詰まったあんこはさっぱりとして甘さ押さえ気味。小豆餡とウグイス餡の2種があり、うぐいすは白インゲンと青えんどうを使って、翡翠色の餡が美しいぱかり。どちらも伊豆名産の寒天が入っていて、餡に独特のつやとつるりとした食感をもたらしてくれます。
和菓子屋の技を体感できるのがこの最中。手を抜かない職人の心意気を感じます。

さくら葉餅もおいしいけど、ぜひこの最中もお土産に加えていただきたいものです。


by monako


松かさ最中 1個136円

■梅月園
本店  静岡県賀茂郡松崎町松崎397-3
桜田店 静岡県賀茂郡松崎町桜田149-1
連絡先    本店 TEL:0558-42-0504 
桜田店 TEL:0558-42-0010 
営業時間 8:00〜19:30
定休日    無休
http://www.izubaigetsuen.com/
※サイトから通販もやってます。

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posted by monako at 21:02 |Comment(0)TrackBack(0)もなこのもなか旅草子このブログの読者になる更新情報をチェックする

ひと口サイズのチョコ最中「どんぐりころころ」 〜北海道

新宿のデパートが、どういうわけか3店も揃って、北海道展を同時に開催したことがありました。これはチャンス! きっと北海道で名だたる和菓子屋さんが趣向を凝らした最中を出店しているに違いないと行ってみました。

  結果は、がっかり。2店回ってみたのですが、最中の類どころか、和菓子すらほとんどありませんでした。やっぱり北海道って、洋菓子の天下なのですね。そりゃあ、そうか...。牧場といえば、ミルクやクリームですものね。

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 でも、小豆の産地じゃなかった? などと、ぐちって帰ろうとしたときに、ふと目にとまったのが、これ。厳密には最中とはいえないけど、ネーミングが最中だから、変わり種には入れてもいいですよね。と、なにがなんでも成果を求める私。

 ということで、今回は六花亭の「どんぐりころころ」です。

 以前、最小最中ということで、福岡の「鈴之最中」を紹介しましたが、これはもっと小さい。どちらかというと、きのこの山のようなチョコ菓子に近いです。でも、種(皮)は、ちゃんと最中皮のようです。

 
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中には、珈琲チョコレートが入っています。サクサクして、とても食べやすい。皮がチョコの味を引き立てている感じです。原稿を書いているときに、ちょとつまんむのにいいかもしれないな、なんて思いました。

  ひと袋280円。六花亭のネットショップでも買えます。

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By あずき

六花亭

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posted by monako at 01:38 |Comment(0)TrackBack(0)変り種もなかこのブログの読者になる更新情報をチェックする

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