皮種に特徴あり。問屋の街で見つけた吟味最中 〜亀屋近江

浅草橋亀屋近江 2.jpg


 浅草橋界隈によくでかけます。アクセサリー作りが趣味なので、その材料のビーズやパーツを買いに行くんです。種類は豊富だし、とことん安いし、さすが問屋の街です。
ほかにも有名な人形店が軒を並べ、店舗用のディスプレー商品を扱う店なども多く、眺めているだけで、なんだか浮き浮きしてきます。

特に年末の時期は、クリスマス用品と正月飾りが賑やかに並んでいて、活況を呈しています。大きな袋をたくさん提げて買い込んでいく人もいっぱい。その勢いにつられて、おもわずかわいいちりめんの正月飾りを買ってしまいました。

この浅草橋の駅のすぐ脇に小さな和菓子店があります。
なんでも安売り屋や激安天然石屋など、ごちゃごちゃした店舗に挟まれて、何度も浅草橋に通っている私でも、しばらく気づきませんでした。

ここは創業宝暦十年(1760年)創業で店主は10代目という老舗。親子丼で有名な人形町の「玉ひで」と同じ年の創業なんですね。
江戸時代から問屋街として賑わったこの町が育んできた和菓子店なのでしょう。

さて、ここの最中「吟味最中」はちょっと変わっています。
形は四角形で真ん中に筋が入っています。チョコレート菓子の「キットカット」に似ているとでもいいましょうか。
キットカットと同じようにパキッと真ん中で割れるのかと思いきや、さにあらず。
皮がおまんじゅうのようにしっとりとしているのです。中はこしあん。つぶあん主流の東京ではめずらしいですね。

皮の食感といい、上品でありながら個性を感じる味わいです。

ここのお店にはレーズン入りの大福など、ほかにも個性的な和菓子がいっぱい。老舗とはいえ、飽くなき探求心にあふれているのでしょうか。


お店の中でおもしろいものを発見しました。
それは「亀屋の系譜図」。
亀屋って和菓子店多いですよね。有名なところだと、ナボナでその名を馳せた「亀屋万年堂」。
東京にも多いですが、和菓子の聖地、京都にもとっても多い店名です。この「亀屋」の系譜図が店内に飾られているのです。
あまり時間がなかったので、「元祖」がどこであるのかわからなかったのですが、今度行くときは、お店の人にじっくりと聞いてみたいものです。
「亀屋」の歴史をひもとくと、現在に通じる和菓子の歴史まで、見えてくるような気がします。


by monako




吟味最中 1個170円

亀屋近江        
 






▲トップページに戻る

posted by monako at 09:58 |Comment(0)TrackBack(0)東京もなか散策このブログの読者になる更新情報をチェックする

コメントを書く


※画像の中の文字を半角で入力してください。

表示されるのは「お名前」と「コメント」のみです。

ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

コメント一覧

トラックバック一覧

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。