2009年10月07日 これも最中?中身にびっくり!「飴最中」 長明堂 〜新潟・長岡〜
最近は、全国の和菓子を集めた諸国銘菓のようなコーナーを設置している百貨店が増えました。デパートに行ったときには、できるだけ、この諸国銘菓コーナーを覗くようにしています。思いがけない地方の最中が置いてあることがあり、しかも、いつもあるわけではないので、見つけたら、即、買いです。
先日、銀座の三越に行ったので、お馴染のコーナーを覗いてみました。まあ、ここに置かれているものは、ほとんど買ってしまっているので、たいした期待はしていませんでした。でも、その日は初めて見る「飴最中」という最中がありました。
新潟は長岡の長命堂というお菓子屋さんが作っているらしい。新潟といえば、米どころ。もち米で作る種(皮)は間違いなく美味しいはず。もちろん、中のあんこも美味しいに違いないと、勇んで買って帰りました。
さて、自宅に帰って、早速、最中を食べる準備。まずは、熱いお湯を沸かし、熱くて濃い茶を用意します。最中には、これが一番です。でも、その前に...。このサイトに掲載するための写真を撮らなければなりません。
パッケージは、とてもかわいい雪ん子の絵。雪国らしいですね。でも、何か違和感があります。そう、妙に軽いのです。おかしいなと思いつつ、中を開いてみると。なんと!水飴が入っているではないですか。あんこがない!透明なものが光っているだけ。

最中を買って、こんなに拍子抜けしたことはありませんでした。それに、水飴なので、正直いって、ちょっと食べにくい。
でも、聞けば、この水飴最中、案外、人気があるらしいのです。その後、あちこちの諸国銘菓コーナーで、よく見かけるようになりました。

でも、なんで、あんこの代わりに水あめを入れようと思いついたのでしょうね。どこにもない最中を作りたかったのでしょうか。確か、水飴はもち米から作るので、米どころならではの餡を作りたかったのかも。いつ頃から、作っているんでしょう? 一度、長命堂さんに聞いてみたくなりました。
By あずき
TEL:0258-35-1211
posted by monako at 01:32
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