2009年10月05日 秋の風情を感じさせる「笹りんどう最中」 古美根 〜神奈川・藤沢〜

それが、この「笹りんどう最中」。秋の最中といえば栗を真っ先に連想しますが、紫の花・リンドウも秋を思わせますよね。でも、特に季節商品ではないようです。作っているのは、古美根(こみね)というお菓子屋さん。
では、なぜ笹とりんどうの組み合わせなんでしょう? お品書きには、こんな由来が書いてありました。
藤沢鎮座として源義経公を祀る白幡神社には、昔から伝わる湯立神楽があります。毎年10月28日に開催され、みのりの秋を神々に感謝するお祭り。沸騰したお湯に笹を浸して、参拝者にかける神事ですが、この湯をかけたり、飲んだりすると、無病息災と言われています。無形文化財として、今でも行われているそうです。

その笹の香りを生かした最中として作られたのが「笹りんどう」。そして、「笹りんどう」は白幡神社のご社紋なのです。「笹りんどう最中」という名前も白幡神社の宮司さんが付けてくれました。神社お墨付きの最中というわけです。
神社のご用命最中だけあって、紫のパッケージはとても上品。和紙風の袋を開けて、最中を手に取ると、意外にずっしり。中は粒あんで、甘さ控えめ。やはり上品な味でした。1個158円。
全国菓子大博覧会というのがあるそうですが、名誉金賞を授与されたこともあるとか。
白幡神社のお祭りを見物してから、古美根に寄って、「笹りんどう最中」を買ってくるのもいいかも。お店は藤沢本町駅から徒歩5分、まさに白旗神社の横にあるそうですよ。
by あずき
●古美根
posted by monako at 01:22
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