2009年09月03日 羽二重皮が独特のたねや「ふくみ天平」 滋賀・近江八幡
福砂屋の「手作り最中」を紹介した時に、最近、餡と皮が別々に用意されていて、自分で作るスタイルの最中を多く見かけると書きました。今回、ご紹介するのも同じタイプです。
それは、たねやの「ふくみ天平」。天平は「てんぴん」と読みます。

たねやといえば、東京の大手百貨店の地下売り場には必ずといっていいくらいあるお店ですね。でも、本店は滋賀県の近江八幡市。もともとは種を扱っていたということで「たねや」。お菓子づくりが始まったのは明治5年だそうです。以来136年、老舗中の老舗です。
私はデパートに行ったときは必ず、和菓子店を覗くようにしています。というのは、定番のお菓子のほかに、季節によって、ちょっとずつ違った種類のお菓子が出ているから。季節をいち早く取り入れる。和菓子職人さんの腕の見せ所でもありますね。
でも、お馴染のお菓子をみるとほっとするのも事実。中には、消えていくお菓子もあるからです。
たねやでは、最中は定番中の定番。「ふくみ天平」のほかにも「斗升最中」というのがあります。これは「ますますもなか」と読むんだそうです。たねやは凝った名前を付けるのが好きなようですね。「斗升最中」は次回ご紹介するとして、今回は「ふくみ天平」のお話です。
手作り最中ですが、これは皮とアンコが一つのパッケージにセットされています。だから、福砂屋のように、どちらかが余るということはありません。おもむろにパッケージを開けて、餡を皮にはさんで食べます。なんとなく、お上品に食べてしまうのは、最中の姿が上品だからでしょうか。

最初に食べた時、皮のパリパリさ加減に驚きました。たねやの紹介文をみると、こう書いてあります。
それは、たねやの「ふくみ天平」。天平は「てんぴん」と読みます。

たねやといえば、東京の大手百貨店の地下売り場には必ずといっていいくらいあるお店ですね。でも、本店は滋賀県の近江八幡市。もともとは種を扱っていたということで「たねや」。お菓子づくりが始まったのは明治5年だそうです。以来136年、老舗中の老舗です。
私はデパートに行ったときは必ず、和菓子店を覗くようにしています。というのは、定番のお菓子のほかに、季節によって、ちょっとずつ違った種類のお菓子が出ているから。季節をいち早く取り入れる。和菓子職人さんの腕の見せ所でもありますね。

たねやでは、最中は定番中の定番。「ふくみ天平」のほかにも「斗升最中」というのがあります。これは「ますますもなか」と読むんだそうです。たねやは凝った名前を付けるのが好きなようですね。「斗升最中」は次回ご紹介するとして、今回は「ふくみ天平」のお話です。
手作り最中ですが、これは皮とアンコが一つのパッケージにセットされています。だから、福砂屋のように、どちらかが余るということはありません。おもむろにパッケージを開けて、餡を皮にはさんで食べます。なんとなく、お上品に食べてしまうのは、最中の姿が上品だからでしょうか。

最初に食べた時、皮のパリパリさ加減に驚きました。たねやの紹介文をみると、こう書いてあります。
芳ばしい最中種に米どころ近江の近江羽二重を、
あわせる餡には厄除けの願いをこめて紅小豆を、
そして餡につつむのは豊かな実りの富久實(ふくみ)餅。
羽二重がこのパリパリ感を作っているのでしょうか。餡には確かに、お餅が入っています。パリパリ感とモチモチ感、この二つが最中のおいしさを作り上げているのねと、納得。
ひとつ94カロリーだそうです。そう知ったら、さらにおいしく感じます。で、もうひとつ...。ごちそうさまでした!
by あずき
●たねや
posted by monako at 16:40
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