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練馬大根が最中になった! 〜東京・練馬〜

daikon1.jpg もともと首都圏の特産品だった地場野菜が話題になっています。いわゆる「江戸東京野菜」というものです。

 江戸川小松菜、東京うど、谷中しょうが、金町こかぶ、奥多摩わさび、墨田区向島あたりで生産されていた寺島ナス。そして、忘れてならない練馬大根。

  今はすっかり住宅地のイメージが強い練馬区ですが、まだまだ農地は残っています。市民農園も盛んです。でも、さすがに練馬大根はほとんど作られていないようです。代わって、キャベツが盛んに生産されているとか。

 下は、練馬区のホームページにあった練馬大根の説明です。
 

daikon2.jpg 大根の練馬か、練馬の大根かと言われるほどに名をはせた練馬大根は、元禄の江戸時代から栽培されるようになりました。当時すでに人口百万をこえる江戸の需要にこたえる野菜の供給地として、練馬大根の栽培も発展していきました。よい大根を作るための肥料は、江戸の下肥(人糞)が用いられ、野菜を納める代わりに受け取る貴重なものでした。

 明治の中頃から東京の市街地が拡大していくのに伴い、練馬大根の生産も一層増大していきました。その練馬大根は、たくあん漬けとして製品にされ出荷しました。また、干し大根としても販売され、一般家庭ではたくあん漬けが作られました。

 その後、昭和の初めのころまで盛んに栽培され続けますが、昭和8年の大干ばつや、何回かのモザイク病の大発生によって大きな痛手を受けました。その後も、食生活の洋風化・急激な都市化による農地の減少などにより、昭和30年頃から栽培が衰退し、練馬大根が出回ることがほとんどなくなってしまいました。
 

 一番上のイラストは栄泉という練馬区の和菓子屋さんの包み紙ですが、江戸時代あたりでしょうか、練馬大根生産の様子が描かれています。


 今は生産していなくても、練馬大根のブランドは根強いようですね。その証拠に、練馬大根が最中になっていました。大根最中を製造・販売している和菓子屋さんはいくつかあるようですが、私が購入したのは、包み紙の「練馬大根最中本舗 栄泉」が販売している大根最中。


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 ところで、練馬大根最中。どうです。このいかにも大根といった愛らしい形。大根そのもので、長さは5・6センチほど。食べやすい大きさです。
 

 たねは最中色、白色、薄緑色の3種類あります。この中の白色最中の中に、白いんげんをベースにしたサイコロ型の大根の甘露煮が入っています。口に含むと、大根は白隠元の餡と馴染んで柔らかです。大根らしくシャキッとするのかと思ったんですけど。もっと大根の口当たりを主張してもいいかも。

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 最中色の中身はあずき、薄緑色は白隠元豆。厳密に「大根最中」というのは白色たねのものだけみたいです。形を大根に似せたということでしょうか。こちらにも大根を入れたほうがおもしろいのではないでしょうか。

 

daikon5.jpg そんなちょっと物足りないという思いを消してくれたのが、大根まんじゅうと大根ようかん。実は、そちらも興味があったので、写真のようなセットで購入しました。

 

 大根まんじゅうには、やはり大根は入ってなくて、形だけが大根。大きさや形は大根最中とそっくり。でも、しっとりしていて口当たりがいいのです。いくつでも食べられそう。

  大根ようかんは緑色。なんだろうと思ったら、大根の葉っぱが入っているそうです。なるほどね。

 ほかの江戸東京野菜でも、最中やようかんを作ったら面白いのではないでしょうか。

 

By あずき

 

練馬大根最中本舗 栄泉



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posted by monako at 21:25 |Comment(0)TrackBack(0)もなかコレクションとは?このブログの読者になる更新情報をチェックする

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