粋な江戸っ子を連想させる纏最中 〜東京・北区〜

 纏(まとい)。難しい漢字ですね。でも、ひらがなにしないところに江戸っ子の心意気を感じます。纏といえば、江戸火消しの象徴。その形を模した威勢のいい最中が「纏最中」なのです。

matoi3.jpg

 私が買ったのは銀座三越の銘菓コーナー。4種類の纏が入っていました。よく見ると「三番」「四番」「五番」「六番」の字が見えます。い組、ろ組、は組などというのは聞きますが、三番とか四番というのは何だろうと思って、調べてみました。少し最中の話から外れますが、ご容赦。

 matoi1.jpg  matoi2.jpg

消防防災博物館のサイトに寄れば、火消のグループはこんな分類だったようです。

 

一番組:い組、は組、よ組、に組、万組

二番組:ろ組、せ組、も組、め組、す組、百組、千組

三番組:み組、さ組、あ組、ゆ組、本組、き組、て組

五番組:や組、ま組、く組、ゑ組、し組、江組、ふ組、こ組、け組

六番組:な組、む組、う組、ゐ組、の組、お組

八番組:ほ組、わ組、加組、た組

九番組:れ組、そ組、つ組、ね組

十番組:と組、ち組、り組、ぬ組、る組、を組

 

 あれれ! 最中にあった四番組がありません。縁起を担いだのでしょうか。と思ったら、さらに「深川本所組」というのがあります。それがまた、いくつかにわかれています。

 

南組:壱組、貳組、参組、四組、六組

中組:五組、七組、八組、九組、十組、十一組、十六組

北組:十二組、十三組、十四組、十五組

 

matoi4.jpg 当時のお江戸は世界一の人口を持つ都市だったということです。そして、本所深川あたりの人口密度がもっとも高かったのでしょうね。こんなことからも、江戸の様子がわかるというものです。

  さて、纏最中に戻りましょう。白地に「纏最中」の黒々とした歌舞伎風の文字を配したパッケージが、いかにも江戸! この江戸っ子の粋を思わせる最中を作っているのは、以外にも本所でも深川でもなく、東京都北区の梶野園です。

 餡は小豆と和三盆糖で炊き上げた手煉り。餡はねっとりとして、いかにもアンコと言う感じ。私はこういう最中、好きです。タネも手焼です。
 

 「大正三年、旧子爵小笠原長生公の命名に依り創業」とありますが、こういう最中を作りたかった小笠原子爵って、どんな人? この最中、なぞが尽きません。

 場所は
大塚駅または王子駅から都電荒川線に乗り、「西ヶ原四丁目」で下車とか。こういう表記をみると、都電に載って行ってみたくなりますね。
 

By あずき
 


梶野園

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銘菓コーナーで見つけたお魚最中2匹  〜北海道・札幌

hokkai1.jpg いつも買物にいくスーパーのお菓子売り場には、ときどき、地方の銘菓が陳列されます。ある日、そこで見つけたのは「海鮮最中」。う〜ん、なんとなくネーミングに違和感があります。海鮮と最中って、イマージがぴったりこない。

  でも、食べてみなければわかりません。ともあれ、買ってみました。形は鯛のようで、なにやら、小型タイ焼きのようでもあります。壊れやすいと見えて、プラスチックのケースに納まっていました。

hokkai2.JPG

 タネは同じのようですが、中身はつぶ餡とゴマ餡の2種類。2個セットで147円と価格はリーズナブル。

 

 口に含むと、つぶ餡もゴマ餡もこころなしか塩気がします。包み紙をみると、材料に「塩」の文字が。やっぱりね。「海鮮」の心意気は塩気にあるようです。

hokkai3.jpg

 ただ、せっかくのゴマ餡にゴマ風味があまり感じられなくて、つぶ餡と同じような味になってしまっています。もうちょっとゴマの風味がほしい。塩加減、まさに、塩梅(あんばい)の難しさでしょうか。

 

 新倉屋は昭和35年創業の和菓子屋さんだとか。北海道といえば、ついミルクやバターを使った洋菓子を思い浮かべてしまいます。東京で開催される北海道物産展に行っても、和菓子屋の出店はほとんどありません。いつも、がっかりして帰ってきます。

 

 だから、今回は「あるんじゃん、ちゃんと和菓子屋が!」という感じ。物産展のバイヤーさんには、既成概念にとらわれずに、北海道の和菓子も大いにアピールしてほしいものです。

 

By あずき

 

札幌新倉屋

 

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※掲載もなか全一覧

このページには、掲載したもなかをすべてのジャンルに渡って掲載してあります。
(製品名、販売店、地域、掲載日付の順で記載)

粋な江戸っ子を連想させる纏最中 〜東京・北区〜   2010年6月21日

銘菓コーナーで見つけたお魚最中2匹  〜北海道・札幌  2010年6月10日

練馬大根が最中になった! 〜東京・練馬   2010年6月6日

初夏にふさわしいバラの最中 〜東京・広尾   2010年5月6日

【さくら特集】番外編 さくらんぼの「チェリー最中」 〜東京・新宿  2010年4月11日

【さくら特集】4 お餅も入った「佐久良さくら最中」 〜滋賀県大津〜  2010年4月1日

【さくら特集】3 桜の葉と花の「本丸御殿最中」 〜名古屋・両口屋是清〜 2010年4月1日  

【さくら特集】2 桜の名所「播磨坂」がそのまま名称に  〜東京・小石川〜  2010年4月1日

【さくら特集】1 玉澤総本店の「さくら最中」 〜宮城県仙台市〜  2010年3月30日

なぜか、土曜日限定販売の「百福百寿」 〜滋賀県大津市〜  2010年2月28日

受験生を励ますなら「大學最中」が最適かも 〜東京・本郷〜  2010年2月16日

バレンタインに「はぁともなか」はいかが! 〜東京・新宿   2010年2月13日

春を告げる本郷三原堂「湯島の白梅」 〜東京・本郷   2010年2月6日

春を感じるふっくら最中「福梅」 〜石川・金沢〜    2010年1月27日

あの「空也の最中」を手軽に食べられる茶房 〜東京・銀座  2009年12月16日 

甘いものにうるさい県民が認める「福久俵最中」 十万石 〜埼玉・行田 2009年12月11日

中央卸売市場「茂助だんご」の『魚河岸最中』 〜東京・築地   2009年12月8日

ゆずの香りにおぼれる「柚もなか」 土佐屋 〜和歌山県白浜町  2009年12月7日

ゴマ油の香ばしさと塩味が特徴の「揚最中」 〜東京都・北区  2009年12月1日

問屋の街で見つけた吟味最中 亀屋近江 東京・浅草橋  2009年11月30日
 
やっとみつけた富士山最中「富士もなか」 〜東京都・足立区  2009年11月21日

植木の里で発見!「芝のゆり最中」道の駅あんぎょう 〜埼玉県川口市 2009年11月15日

亀屋が作る「亀の最中」は亀の形でウェルカメ 〜埼玉県・川越市  2009年11月9日

上品なのにボリューム感。菊ケ瀬の「栗最中」〜東京・喜多見 2009年11月6日

箱根八里の馬子歌が聞こえる「八里」 ちもと 〜神奈川県・箱根 2009年11月1日

箱根の思い出が詰まった「とざん電車もなか」  神奈川・箱根 2009年10月26日

伊豆の最中といえばこれ!松かさ最中  「梅月園」 静岡県・松崎町  2009年10月20日

ひと口サイズのチョコ最中「どんぐりころころ」 〜北海道  2009年10月18日

5種類の餡をひとくちずつ味わえる「味くらべ最中」 和風堂 〜熊本市 2009年10月14日

箱根の最中は梅とみかんでさわやか 〜神奈川県・小田原市  2009年10月13日

これも最中?中身にびっくり!「飴最中」 長明堂 〜新潟・長岡   2009年10月7日

秋の風情を感じさせる「笹りんどう最中」 古美根 〜神奈川・藤沢     2009年10月5日
 
お麩の食感が絶妙 ちょうじ最中   吉井製麩所 滋賀・近江八幡   2009年10月2日

胡麻餡がおいしい「きんちゃく最中」 ふるや古賀音庵 東京・幡ヶ谷  2009年9月29日

テレビチャンピオンの実力「一言最中」 京千花 埼玉・越谷  2009年9月28日

あんこが種からはみ出しそうな栗の「喜最中」 横浜  2009年9月28日

落葉のあでやかさを表現した叶匠壽庵「紅葉もなか」 滋賀・大津   2009年9月22日

懐かしい甘さの「たわら最中」 柳屋正家  埼玉・吉川 2009年9月14日

鮎の形が珍しい梅花亭の「鮎の天ぷら最中」  2009年9月9日

花見を目と舌で感じる「桜花」 岡埜栄泉本家 東京・上野 2009年9月7日

名月に食べたい「十三夜月」 岡埜栄泉本家 東京・上野 2009年9月7日

■元祖!小倉アイス最中  みつばち 東京・湯島  2009年9月7日

益々繁盛の願いを込めた「斗升最中」 滋賀・近江八幡    2009年9月7日

羽二重皮が独特のたねや「ふくみ天平」  滋賀・近江八幡  2009年9月3日

信長ゆかりの「まけずの鍔」 万吾楼  滋賀・安土町  2009年9月3日

カステラの福砂屋にあった「手作り最中」  長崎  2009年9月2日

大正時代に生まれていた虎屋の「ゴルフ最中 ホールインワン」 東京  2009年9月1日

栗きんとんのすやが作る幻の「雪月花」 岐阜・中津川  2009年9月1日

二十二代庄之助最中  (庄之助和菓子店)  東京・神田 2009年8月28日

振れば音が聴こえてきそうな「鈴之最中」  福岡  2009年8月27日

最中界最大級!祇園の4色最中「とりどり最中」(甘泉堂) 京都 2009年8月26日

ハチマキしておどけてる!「ぶらぶら最中」  〜博多〜  2009年8月25日

博多仁和加のお面最中「二〇加最中」 〜博多〜  2009年8月25日

京都三名水で作る「最中」(亀屋良長) 京都  2009年8月24日

新撰組ゆかりの「壬生の誠」 (鶴屋鶴寿庵) 京都  2009年8月24日

銘菓ひよこには最中があった!「ひよ子最中」  2009年8月23日

最中も店舗もレトロ「翁最中」 埼玉・深谷  2009年8月23日

電話予約でしか買えない「空也もなか」  東京・銀座  2009年8月23日

景気上昇最中 東京・新橋   2009年8月20日

切腹最中 東京・新橋  2009年8月20日

みかん最中(味楽庵) 神奈川・湯河原 2009年8月20日

かわいい!と叫びたくなる「ぴーなっつ最中」 千葉・佐倉  2009年8月20日

大輪の三色最中「華車」 神楽坂  2009年8月20日

もなかタルト(R style 両口屋是清) 表参道 
2009年8月19日

喜作最中(うさぎや) 上野  
2009年8月19日

亀十最中(亀十) 浅草  
2009年8月19日

龍最中(龍昇亭西むら) 浅草  
2009年8月19日

蛸もなか(蛸松月) 浅草 2009年8月19日

ひとつで3度おいしい「寿の三色最中」(壽の三色最中本舗)  仙台  2009年8月17日

地元で愛される老舗の「白松が最中」(白松がモナカ本舗)  仙台  2009年8月17日 

みむろ(白玉堂栄寿)  奈良    2009年7月22日

ごぞんじ最中(仙太郎)  京都   2009年7月22日

わすれ傘(大原女家)  京都    2009年7月22日

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練馬大根が最中になった! 〜東京・練馬〜

daikon1.jpg もともと首都圏の特産品だった地場野菜が話題になっています。いわゆる「江戸東京野菜」というものです。

 江戸川小松菜、東京うど、谷中しょうが、金町こかぶ、奥多摩わさび、墨田区向島あたりで生産されていた寺島ナス。そして、忘れてならない練馬大根。

  今はすっかり住宅地のイメージが強い練馬区ですが、まだまだ農地は残っています。市民農園も盛んです。でも、さすがに練馬大根はほとんど作られていないようです。代わって、キャベツが盛んに生産されているとか。

 下は、練馬区のホームページにあった練馬大根の説明です。
 

daikon2.jpg 大根の練馬か、練馬の大根かと言われるほどに名をはせた練馬大根は、元禄の江戸時代から栽培されるようになりました。当時すでに人口百万をこえる江戸の需要にこたえる野菜の供給地として、練馬大根の栽培も発展していきました。よい大根を作るための肥料は、江戸の下肥(人糞)が用いられ、野菜を納める代わりに受け取る貴重なものでした。

 明治の中頃から東京の市街地が拡大していくのに伴い、練馬大根の生産も一層増大していきました。その練馬大根は、たくあん漬けとして製品にされ出荷しました。また、干し大根としても販売され、一般家庭ではたくあん漬けが作られました。

 その後、昭和の初めのころまで盛んに栽培され続けますが、昭和8年の大干ばつや、何回かのモザイク病の大発生によって大きな痛手を受けました。その後も、食生活の洋風化・急激な都市化による農地の減少などにより、昭和30年頃から栽培が衰退し、練馬大根が出回ることがほとんどなくなってしまいました。
 

 一番上のイラストは栄泉という練馬区の和菓子屋さんの包み紙ですが、江戸時代あたりでしょうか、練馬大根生産の様子が描かれています。


 今は生産していなくても、練馬大根のブランドは根強いようですね。その証拠に、練馬大根が最中になっていました。大根最中を製造・販売している和菓子屋さんはいくつかあるようですが、私が購入したのは、包み紙の「練馬大根最中本舗 栄泉」が販売している大根最中。


daikon3.jpg


 ところで、練馬大根最中。どうです。このいかにも大根といった愛らしい形。大根そのもので、長さは5・6センチほど。食べやすい大きさです。
 

 たねは最中色、白色、薄緑色の3種類あります。この中の白色最中の中に、白いんげんをベースにしたサイコロ型の大根の甘露煮が入っています。口に含むと、大根は白隠元の餡と馴染んで柔らかです。大根らしくシャキッとするのかと思ったんですけど。もっと大根の口当たりを主張してもいいかも。

daikon4.jpg

 最中色の中身はあずき、薄緑色は白隠元豆。厳密に「大根最中」というのは白色たねのものだけみたいです。形を大根に似せたということでしょうか。こちらにも大根を入れたほうがおもしろいのではないでしょうか。

 

daikon5.jpg そんなちょっと物足りないという思いを消してくれたのが、大根まんじゅうと大根ようかん。実は、そちらも興味があったので、写真のようなセットで購入しました。

 

 大根まんじゅうには、やはり大根は入ってなくて、形だけが大根。大きさや形は大根最中とそっくり。でも、しっとりしていて口当たりがいいのです。いくつでも食べられそう。

  大根ようかんは緑色。なんだろうと思ったら、大根の葉っぱが入っているそうです。なるほどね。

 ほかの江戸東京野菜でも、最中やようかんを作ったら面白いのではないでしょうか。

 

By あずき

 

練馬大根最中本舗 栄泉

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posted by monako at 21:25 |Comment(0)TrackBack(0)もなかコレクションとは?このブログの読者になる更新情報をチェックする

初夏にふさわしいバラの最中 〜東京・広尾

 春を飛び越して、あっという間に初夏の陽気。この季節は家々の生け垣や庭が賑やかになってきます。なかでもバラが一斉に咲きだします。バラは花の女王様。あでやかに華麗にひときわ目立ちますね。

 

 そのバラを最中にした和菓子屋さんが東京にあります。それは広尾の正庵。バラ最中は季節商品ではなく、定番なのでいつでも買えます。私は銀座・松屋の地下1階のショップで手に入れました。

rose1.jpg

 ご覧のように、形はバラの花そのもの。なぜか最中らしくない感じもします。最中って、どんな形にしても、やっぱり和風の雰囲気が漂いますが、バラだとすっかりバタ臭くなるんですね。ケーキですといってもいいくらいの美しい最中です。

 

 バラ最中は2種類あります。茶系のこがし種にはつぶし餡がぎっしり、ピンク種にはこし餡が入っています。

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 さて、銀座・松屋では「ばら最中」として販売していました。形がバラだから、それは何の違和感もありません。でも、正庵のサイトをみたら、なんと「恵比広最中(えびひろもなか)」と書いてあるのです。???

 

 「本店の所在する場所から、銘を頂きました」と書いてあります。正式名称は違うのですね。でも、たぶん「恵比広最中」といっても分かりにくいので、「ばら最中」で通っているんでしょうね。

 

 ところで、「買う時に1個売りもOKですか?」という意味で、「バラでもいいですか」と聞いたのですが、店員さんは「はい。バラです」と答えました。でも、バラ売りではありませんでした。3個入りのパッケージでした。ちょっとややこしい。

 

 バレンタインデーやホワイトデーにもいいのではないでしょうか。そうそう、カーネーションではありませんが、母の日だっていいかも。

 

By あずき

 

果匠 正庵

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posted by monako at 00:34 |Comment(0)TrackBack(0)もなかコレクションとは?このブログの読者になる更新情報をチェックする

【さくら特集】番外編 さくらんぼの「チェリー最中」 〜東京・新宿

c2.jpg 今年は、東京で323日に開花宣言があってから、411日現在、まだ散らずに咲いている桜がたくさん見られます。なんと、20日間!

 桜は咲いてぱっと散るのが日本人の心情にあっていると言われますが、今年に限っていえば、ずいぶん違います。

 いつまでも、寒かったりするので、やはり気候のせいなんでしょうね。桜もとまどっているのかもしれません。

  前回は、桜が散ってから「さくら最中」の掲載は、いくらなんでも“まぬけ”だと思い、あせって掲載しましたが、もっとゆっくりでもよかったかも。

 でも、ちょうど、よかった。実は、ひとつ紹介し忘れている「さくら最中」があるのです。

c1.jpg

 それは花園饅頭の「チェリー最中」。実はこれも昨年に買ったものです。ご覧のように、ピンク色の皮のひと口最中です。4個入りのパッケージで販売。中には餡とさくらんぼのようなゼリー状のものが入っています。ちょっと珍しい最中です。

 

 花園饅頭のサイトを見たのですが、どこにも掲載されていませんでした。店頭でも、見かけません。これも、やはりその年だけの季節商品だったのでしょうか。

  c3.jpg最近は、それに代わってか、「ぬれ甘なつと壹(桜最中皮)」という最中が店頭にあります。やはり季節限定で、販売は21日〜4月中旬とあります。


 

 皮は「チェリー最中」とほぼ同じ色で、同じ大きさ。中身は餡ではなく、花園饅頭の定番・ぬれ甘納豆が入っています。これはこれで、面白いですね。試行錯誤の結果、ここにたどり着いたのでしょう。
 

 もしかして、さくらんぼの季節には「チェリー最中」も復活するかも。さくらんぼの季節に見かけたら、こちらもお試しください。

【さくら最中特集】その1その2その3その4

 

By あずき

 

花園饅頭

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posted by monako at 21:24 |Comment(0)TrackBack(0)東京もなか散策このブログの読者になる更新情報をチェックする

【さくら特集】4 お餅も入った「佐久良さくら最中」 〜滋賀県大津〜

 叶匠壽庵がまた季節限定の最中を出しました。その名も「佐久良さくら最中」。さくらを重ねた名前がやさしい雰囲気。包み紙も可愛い感じです。

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 叶匠壽庵といえば、「もなコレ」では、今までも秋の「紅葉もなか」とか「百福百寿」とか、限定ものを紹介してきました。限定ものが得意な和菓子屋さんのようです。「もなコレ」のネタが尽きないので助かります。

 

 さて、その「佐久良さくら最中」。皮には桜の花びらが型どりされています。でも、この形、どこかで見たことがある。そう思って、「紅葉もなか」を紹介したページで確認してみると、形がまったく同じでした。桜の花びらも、どこか紅葉風。

 

 同じ型をうまく使いまわしているようですね。中身も餡の中にお餅を配したところが同じです。季節に相応しい最中を出したいという職人さんの工夫と努力が感じられます。

sakura9.JPG

 餡はもちろん同じ味ではありません。塩漬けの桜葉が入った薄さくら色のお餅が入っていて、ほんのり桜餅味でした。私はこの味、好きです。

 

 この最中も残念ながら、Webサイトには掲載されていません。桜が散ったら、桜最中も静かに店頭から消えて行くのでしょうね。また、来年!

【さくら最中特集】その1その2その3番外編

 

By あずき

 

叶匠壽庵

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posted by monako at 23:18 |Comment(0)TrackBack(0)おすすめもなかこのブログの読者になる更新情報をチェックする

【さくら特集】3 桜の葉と花の「本丸御殿最中」 〜名古屋・両口屋是清〜

sakura5.jpg 名古屋に出張した時に、駅構内の土産店で「名古屋限定販売」という最中を見つけました。「限定」という言葉に弱い私は、買わずにはいられません。

 その最中の名前「本丸御殿」とは、もちろん名古屋城のことです。国宝に指定されていたそうですが、19455月に戦争時の空襲で焼失してしまいました。1959年に天守閣は再建されたものの、本丸御殿は再建されず、幻の建造物になってしまったとか。

 

 この本丸御殿を復活させようというプロジェクトが始まっているそうです。両口屋是清は、このプロジェクトに賛同し、「本丸御殿最中」を作ったのです。

 本丸御殿最中は2種類。最中色の皮とさくら色の皮があります。

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 普通の最中色の皮には、本丸御殿の形が。中身は普通のあずき餡かと思いきや、さすがは名古屋。甘口の味噌餡がぎっしり。とはいえ、名古屋名物・八丁味ではなく、噌京都の白みそを使っています。みそ味の最中を食べたのは初めてだったので、不思議な気がしましたが、柏餅のみそ餡を思いだせば納得。

sakura7.jpg

 そして、もうひとつ、今回の主役・さくら色最中には、大島桜の葉と八重桜の花を使用したさくら餡が入っています。これも甘さの中に塩味がちらり。こちらの皮には初代尾張藩主・徳川義直公の正室・椿姫がお嫁入りの際に使ったカゴをあしらっています。

 

 残念ながら、両口屋是清のWebサイトには「本丸御殿最中」のことは、まったく触れられていませんでした。もっと宣伝すればいいのにね。

【さくら最中特集】その1その2その4番外編

By あずき

 

両口屋是清

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posted by monako at 22:33 |Comment(0)TrackBack(0)おすすめもなかこのブログの読者になる更新情報をチェックする

【さくら特集】2 桜の名所「播磨坂」がそのまま名称に  〜東京・小石川〜

 東京には桜の名所が多いのですが、文京区小石川にある播磨坂も、知る人ぞ知る、桜の名所です。開花時期には、中央の緑道が人でいっぱいになります。

sakura3.jpg 播磨坂の由来は
松平播磨守の屋敷があったことかから。昭和35年に桜の木が約150本植えられ、その後、地元の人たちに可愛がられて、今では立派な桜の名所に成長しました。


 その坂の名前を付けられた最中が三原堂の「播磨坂」。名前はちょっと固めですが、桜の花びらをかたどった小ぶりな最中は、かわいらしくも華やかです。 

 「播磨坂」には普通の最中色と、淡いさくら色の皮の2種類があります。最中色の中身は普通のあずき餡、さくら色の方はピンクのチェリー餡です。

sakura4.jpg

 本郷にある三原堂でも販売していますが、播磨坂には三原堂の茗荷谷支店があり、こちらで買うこともできます。桜見物のお土産にぴったりですね。

【さくら最中特集】その1その3その4番外編

 

By あずき

 

本郷三原堂

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posted by monako at 21:24 |Comment(0)TrackBack(0)東京もなか散策このブログの読者になる更新情報をチェックする

【さくら特集】1 玉澤総本店の「さくら最中」 〜宮城県仙台市〜

sakura1.jpg 開花宣言があっても、今年の桜はなかなか満開になってくれませんでした。特に、東日本、北日本の桜はまだ固いつぼみ。でも、ようやく春らしくなったので、今度はあっという間に咲き切って、散ってしまうでしょう。

 

 はかない開花期間ではあっても、桜はやはり日本を代表する花。和菓子屋さんがこの素材を放っておくはずがありません。桜にちなんだ最中を4種類ほど見つけました。

 

 そこで、桜がちらないうちに、掲載しようと思います。今回はその第一弾。仙台の玉澤総本店の「さくら最中」です。

 玉澤総本店の自慢商品は、実は「黒砂糖まんじゅう」。私は仙台に行けば、必ず買ってきます。まんじゅうなんか、どこにでもあるじゃないかと思うかもしれませんが、これは違うのです。中の上品な味わいの餡はもちろん、しっとりなのに、もちもち感のある皮の食感がやみつきに。その食感を味わえるのは製造日から2日間。だから、店員さんは「2日以内に、お召し上がりください」と必ず言います。

 
 おっと、今日はまんじゅうの話ではありませんでしたね。

sakura2.jpg


 その玉澤総本店が春になって作った和菓子が「さくら最中」。季節限定です。皮にはきれいなピンクの花びらが乗っていて、満開の桜の下で、花びらが散ってきたかのようです。

 

 餡は白隠元がほんのりうすピンクに。塩味で、桜餅のような味わいです。

 

 ただし、私がこの最中を買ったのは去年。こうした季節ものは、毎年作るかどうかわからないのが和菓子屋さんです。今年はあるのかしら...。なんとも無責任ですみません。でも、味だけでなく、この素晴らしいデザインをぜひご紹介したかったのです。

 

【さくら最中特集】その2その3その4番外編

By あずき

 

杜の菓匠 玉澤総本店

 

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posted by monako at 22:48 |Comment(0)TrackBack(0)おすすめもなかこのブログの読者になる更新情報をチェックする

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